アトピー性皮膚炎の症状が落ち着けば、デュピルマブの投与間隔を延長できることが多い

オランダの11の病院で、デュピルマブ(商品名:デュピクセント)によって治療中のアトピー性皮膚炎患者595名を調査した。治療開始前の重症度スコア(EASI)18.2だった。そのうち401名に対して投与間隔の延長を行った(平均して治療開始後65.5週間、EASIスコア2.5)。

その結果401名中334名(83.3%)で皮膚炎のコントロールを維持した状態での投与間隔の延長に成功した。また、2019年1月から20226月の期間で3,977,033ユーロの費用を節約できた。

 

Br J Dermatol 2023; 189:327–335